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ローパスフィルターの功罪

中判などのデジタルバックを除く ほとんどの一眼レフデジタルカメラには
モアレや偽色などを緩和するために
画像を少しぼかすローパスフィルターがCCDの表面に付いています
このフィルターがどれくらい強力なのかをテストしてみました
今回テストに使用したカメラは
Mamiya ZD、Kodak DCS pro SLR/n、Nikon D2X の三台です
e0115056_21265126.jpg
テストでは上記写真の赤く囲まれた部分をそれぞれ拡大しています
尚、条件を統一するためにすべての画像はRAWで撮影し シャープネスやノイズ除去などの処理は一切行っていません  三台ともズームレンズを使用して f=11 オートフォーカスのセンサーは中央部を使用
現像ソフトも同じもの(silky pix developer studio 3.0)を使用し 大きさも統一するためにMamiya ZD に合わせて補完しています


e0115056_2311740.jpg
トップバッターは一番画素数の多いMamiya ZDです

このカメラはいわゆるデジタルバックと呼ばれるタイプのもので他の2台とは格が違うので比較する対象にはないのですが.....  

ローパスフィルターは脱着が自由(付いてない方がノーマルの状態)ですがテストは取り付けた状態で行っています

有効画素数は2130万画素 CCDも大きいので少しくらいいじっても画像が破綻しそうにありません 
ローパスフィルターを外して撮影していればもう少し良い結果を得られたはずです











e0115056_23115944.jpg
次はKodak DCS pro SLR/n
このカメラには初めからローパスフィルターが付いていませんので非常にシャープで抜けのいい画像を得ることができます(そのままだと多少偽色が出る場合もありますが)
2130万画素のMamiya ZD(ローパス付)といい勝負をしています


とても手間のかかるカメラですが
生産が終了した今でもカワイイカメラです
有効画素数は1371万画素









              e0115056_23124425.jpg
最後がNikonのD2X
有効画素数は1284万画素でKodakのDCS(1371万画素)とほとんど変わらないはずなんですが
D2Xの方はやっぱり ローパス はいっているな〜ていう感じです

偽色やモアレに対しては CCDがベイヤー配列である限り ローパスフィルターは必要なのかもしれませんが解像感が損なわれている事には違いありません

このテストではD2Xにとって少し意地悪な結果になってしまいましたが
掲載した写真はあくまで素材になる状態での比較です
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by i-rockman | 2007-03-22 22:52

モニターのキャリブレイションは有効か?

e0115056_1245797.jpg

数年前に、自分のホームページでも取り上げたテーマです

モニターと出力物(印刷やインクジェットプリント等)が同じように表示されるかどうかを検証してみました

室内照明(環境光)はすべて高演色AAA(色評価用)の蛍光灯で、モニターはMonaco Optix XRでキャリブレイションされたものを使用しています

上記写真の向かって右側はフォトショップ上で開いたもの、左側がそれをピクトリコプルーフ(色校正用紙)で出力したものです
若干の異なる箇所もみられますが自分にとっては許容範囲だと考えています
もしこれ以上の再現性を求めるならば、そして懐具合に余裕があるのなら、もっと高性能で高価なモニターも存在します

もちろんモニターのキャリブレイションを実行するためには 環境光はもちろん、少々割高なモニターや測色機等の出費を覚悟しなければいけませんが 仕事で使用する道具としては当然の出費だと考えます

アップル純正のシネマディスプレイやiMacなどは色の再現性においては問題があるようですが、まずはモニターのキャリブレイションにトライしてみる事をお勧めします
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by i-rockman | 2007-03-03 14:41